2024年11月24日
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平井美津子さんに聞いた(その1):「慰安婦」問題と学校教科書

平井美津子さんに聞いた(その2):教員の分断、競争原理の導入──教育現場で今、起こっていること

ドキュメンタリー映画『教育と愛国』にも登場する平井美津子さんは、大阪の公立中学校の社会科教員。長年、日本軍「慰安婦」の問題を通じて、生徒たちに戦争の本質について考えてもらう授業を続けてきました。ときに激しいバッシングにもさらさ…
平井美津子さんに聞いた(その1):「慰安婦」問題と学校教科書

平井美津子さんに聞いた(その1):「慰安婦」問題と学校教科書

ドキュメンタリー映画『教育と愛国』にも登場する平井美津子さんは、大阪の公立中学校の社会科教員。長年、日本軍「慰安婦」の問題を通じて、生徒たちに戦争の本質について考えてもらう授業を続けてきました。ときに激しいバッシングにもさらさ…

重江良樹さん×武田信子さん:どんな子どもにも、安心して自分の力を発揮できる居場所が必要~映画『ゆめパのじかん』~

神奈川県川崎市の「子どもの権利に関する条例」に基づいて2003年にできた、約1万㎡の敷地をもつ「川崎市子ども夢パーク(ゆめパ)」。ここは、泥んこになったり、焚火をしたり、ゴロゴロしたり、どんな子どもも自由に過ごせる遊び場です。その...

『フィンランド 幸せのメソッド』(堀内都喜子著/集英社新書)

のっけから、2019年12月に第46代フィンランド首相に世界最年少で選出された女性のサンナ・マリンのプロフィールに唸ってしまう。首都ヘルシンキ生まれ。幼いころに両親が離婚後、サンナをひきとった母親はやがて同性パートナーと一緒になり、地...

伊藤千尋さんに聞いた:国境を越えて、すべての人の命を守る。「侵略を起こさない」仕組みづくりを日本が主導しよう

ウクライナ危機の影響もあって、「防衛費の増額」が争点の一つになっているともいわれる今回の参院選。与党・自民党はこれまでの防衛費増額路線を継続し、敵基地攻撃能力の保有も目指すとしています。しかしそれが、果たして本当に日本の進むべ…

【特別寄稿】東日本大震災の被災者を追い詰める自治体-東京都・目黒区が被災者女性を提訴(中部博)

東日本大震災発生から11年。被災者の中には、被災県からほかの自治体が管理する応急仮設住宅に避難し、そのまま転居先に移住した方々もいます。1997年厚生省通知では、被災者が転居先に定住を希望する場合は、応急仮設住宅を提供した自治体が恒久…

ヤン ヨンヒさんに聞いた:「スープとイデオロギー」が溶け合う中で、私たちは日々を生きている

朝鮮総連の活動家である両親との葛藤を描いたデビュー作『ディア・ピョンヤン』から16年。ヤン ヨンヒ監督の最新作『スープとイデオロギー』が公開中です。夫を見送り、一人暮らしになった母親は、娘が連れてきた新しい家族を、長年作り続けてきた…

『PLAN75』(2022年日本・フランス・フィリピン・カタール/早川千絵監督) 

近未来の姥捨てを描いた衝撃作『PLAN75』の公開2日目、映画館に入って驚いた。ほぼ満席、観客の8割は私と同年代の中高年女性。そういえば数年前に見た吉永小百合と二宮和也主演の映画『母と暮せば』の客層もこんなふうだった。あのときは、吉…

西原孝至さんに聞いた:もっとも身近でもっとも遠い日本共産党の今とこれから〜映画『百年と希望』

今年7月15日、創立百年を迎える日本共産党。それを機に作られたドキュメンタリーと聞いて、どんな映画を想像しますか? 弾圧に負けず闘った不屈の100年をたたえる勇ましいプロパガンダかと思いきや、拍子抜けするほど静かで、親近感がもてる作…

「湖東記念病院事件」から学ぶ 〜供述弱者の冤罪を防ぐために〜 講師:小出将則氏

大学で法学を学び、新聞記者を経て現在は精神科医の小出将則氏は、2003年に起きた湖東記念病院事件の冤罪被害者である西山美香さんの獄中での精神鑑定を行い、法律・医学・報道の「三位一体」で再審無罪へと導きました。なぜこのような冤罪事件が…