2024年11月25日
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いま、改めて憲法を考える vol.5

2021年も間もなく終わり。いまだ真相が明らかにされない「森友問題」の公文書改ざん、与党による国会開会拒否、国交省の建設受注統計書き換え問題……今年も政治や政府に対する信頼を大きく損なうニュースがいくつもありました。そんなことを…

北川裕士さんに聞いた:働く人自身が、主体的に事業に参画する──「協同労働」という働き方

2020年12月4日、国会で「労働者協同組合法」が成立しました(施行は22年10月1日)。これまで法的根拠のない団体として運営されてきた「労働者協同組合」に法人格を与えるもので、法律施行後は、NPOや社団法人とも異なる非営利法人として「労…

いま、改めて憲法を考える vol.4

今年12月9日、大阪高裁は、「卒業式の国歌斉唱時に起立せず、起立斉唱の職務規律に従うかの意向確認にも答えなかったことを理由に定年後の再任用を認められなかった」という大阪府立高校の元教諭に対し、損害賠償を支払うよう府に命じる判決を出…

和田靜香さんに聞いた:候補者と主権者が対話しながら、選挙を「お祭り」にしていこう! ――「香川一区」選挙戦を振り返って

先の衆議院選挙は、全体的には立憲民主党らリベラル派野党が大幅に議席を減らすという結果に終わりました。一方で、「香川一区」や「東京八区」などでは、市民ボランティアが中心となって野党候補を勝利へと導きました。その市民型選挙スタイルか…

いま、改めて憲法を考える vol.3

12月14日、政府は子ども関連の施策を一元化するために立ち上げるとしている新組織の名称を、従来想定されていた「こども庁」から「こども家庭庁」に変更するという方針を示しました。共同通信の記事によれば、「伝統的家族観を重視する自民党内保…

無意識の偏見に気づくきっかけに。大学生が主催する「ジェンダー・ギャップ映画祭」

12月4日から東京・渋谷のユーロスペースにて「ジェンダー・ギャップ映画祭」が開催されます。この映画祭は、日大芸術学部の映画ビジネスゼミに所属する大学3年生たちが毎年異なるテーマで主催しているもの。第11回目となる今年は「ジェンダー・…

いま、改めて憲法を考える vol.2

自民党は2018年に、自衛隊明記など「改憲4項目」に関する条文案を発表しています。岸田首相も今月19日のインタビューで「4項目とも現代社会において必要な改正だと思っている」と述べており、現在も自民党の「改憲」についての方向性を示すもの…

Diversifiedキャリアのススメ~弁護士としての社会課題への取り組み方 講師:松澤香氏

10歳のときに女性弁護士のテレビドラマを観て、「正義の味方」──弁護士を志したという松澤香さん。大学在学中に司法試験に合格、大手法律事務所に入所後はM&A案件などに携わり、キャリアを積み重ねていきました。一方で、最先端の社会の課題…

いま、改めて憲法を考える vol.1

先月末の衆院選以降、「改憲に向けた論議の加速化」を主張する声が目立っています。選挙結果を受け、維新の会の松井代表は「来年の参院選挙までに改正案を固め、参院選と同時に国民投票を実施すべきだ」と発言。岸田首相も「党是である憲法改正…

第4回:東アジア平和のためのイニシアチブを誰が担うか(芳地隆之)

1988年秋から約1年間、北朝鮮の留学生、チェンさんとはときどき東ドイツ国立図書館のアジア・アフリカ室で会っていた。そこには約1カ月遅れで朝日新聞が届いた。インターネットがなかった時代。国際電話も満足につながらない東ドイツにおいて、…