言葉の海へ
第296回:「鬼は外~」でいいの?(鈴木耕)
鈴木耕 -
2月3日は節分会。我が家でも夜、ささやかに豆撒きなんぞをしてみた。鬼は外~ 福は内~。子どもたちと一緒に大はしゃぎしながら声を張り上げたのは、もう数十年の昔。最近は、何をやっても昔のことが思い出される。それだけ歳を取ったというこ…
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第295回:責任者のいない国(鈴木耕)
鈴木耕 -
1960年代~70年代、人生幸朗・生恵幸子という夫婦漫才コンビがいて人気者だった。人生幸朗が社会問題や、当時の流行歌の歌詞などにさまざまな〝いちゃもん〟をつけ、その上で最後に「責任者、出てこーい!」でしめる漫才が大受け、「責任者、出…
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第294回:ドラゴン 怒りの鉄拳…?(鈴木耕)
鈴木耕 -
あーあ、これで終わりかあ……。つまらない田舎芝居を観せられていたようで、なんとも釈然としないし、マジで観ていた自分にも腹が立つ。
やけに景気のいい前振りをぶち上げられて、ちょいとは期待して観ていたものの、途中から、あれ、この芝居…
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第293回:おかしいだろ、それ?(鈴木耕)
鈴木耕 -
「天災は忘れた頃にやってくる」。誰もがよく知っている寺田寅彦(物理学者で随筆家)の警句である。この句の意味は「自然災害は、忘れかけた頃にまた襲ってくることが多いのだから、いつでもそれに対する警戒を怠らず、対策を立てておくべきで…
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第292回:地震とSNSと原発と(鈴木耕)
鈴木耕 -
2024年最初のぼくのコラム「言葉の海へ」です…。むろん、例年ならば「明けましておめでとう」で始まるのが当たり前なのだけれど、そんな気になれないのは、多くのみなさんと同じだろう。年賀状の数は年々減っていく。この10年ほどは、ぼくはもう…
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第291回:極私的偏愛図書室’23(鈴木耕)
鈴木耕 -
年が行く。ああ、今年も終わりだなと思うと、なんとなくこの1年を振り返ってみたりする。10月ごろになると、けっこうな数のはがきが届く。薄青い定型の「喪中はがき」だ。今年亡くなった人たちの知らせである。以前は親御さんやご親族の死を知ら…
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第290回:自民城、炎上落城(鈴木耕)
鈴木耕 -
沈没船から逃げ出すネズミ…という感じがしてもおかしくない状況だが、このネズミたちは、自民船は沈まないと思い込んで(信じ込んで)いるようだ。自民船はヨレヨレながらも漂い続けるかもしれないが、しかしメインマスト(アベノマスト)には大…
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第289回:なんかいやな感じ(鈴木耕)
鈴木耕 -
年の瀬である。でも東京は妙に暖かい。12月、やはり季節の移ろいにしたがって、キリリと冷たい感じがいいのだが、寒さに備えて用意したダウンがなかなか使えない。暖かいのはいいのだが、なんか変な気分。面白い本を読んだ。『なんかいやな感じ』…
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第288回:情けねえっ! オスプレイ墜落異聞(鈴木耕)
鈴木耕 -
11月29日午後2時45分ごろ、鹿児島県屋久島沖1キロメートルほどの海域に、米空軍のCV22オスプレイが墜落した。米軍横田基地(東京都)の所属機で、山口県の米軍岩国基地を経由して、沖縄の普天間飛行場への飛行途中であったという。目撃者に…
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第287回:郷隼人さん、復活!(鈴木耕)
鈴木耕 -
このところ、日本でも世界でも、どうも嬉しいニュースがない。だからぼくのこのコラムも、暗いことや辛いことを取り上げる回数が増えている。書くほうだって、時には楽しいことや嬉しいことを話題にしたい。そう思っていたら、うむ、ちょっとホッ…
第76回:日航123便はなぜ墜落したのか(森永卓郎)
森永卓郎の戦争と平和講座