2024年11月27日
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鈴木耕

鈴木耕
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すずき こう: 1945年、秋田県生まれ。早稲田大学文学部文芸科卒業後、集英社に入社。「月刊明星」「月刊PLAYBOY」を経て、「週刊プレイボーイ」「集英社文庫」「イミダス」などの編集長。1999年「集英社新書」の創刊に参加、新書編集部長を最後に退社、フリー編集者・ライターに。著書に『スクール・クライシス 少年Xたちの反乱』(角川文庫)、『目覚めたら、戦争』(コモンズ)、『沖縄へ 歩く、訊く、創る』(リベルタ出版)、『反原発日記 原子炉に、風よ吹くな雨よ降るな 2011年3月11日〜5月11日』(マガジン9 ブックレット)、『原発から見えたこの国のかたち』(リベルタ出版)、最新刊に『私説 集英社放浪記』(河出書房新社)など。マガジン9では「言葉の海へ」を連載中。ツイッター@kou_1970でも日々発信中。
「言葉の海へ」鈴木耕

第94回:モラルも何もあるもんか!(鈴木耕)

“日本スバラシイですね派”の方たちには申し訳ないのだけれど、ぼくにはこの国が、いまや「モラルハザード」に陥っているとしか思えない。とても“スバラシイ”なんて言えない。「モラルハザード=Moral Hazard」とは、本来は経済的用語なのだが、日本...
「言葉の海へ」鈴木耕

第93回:日本の危険な曲がり角(鈴木耕)

とても気になるニュースがある。朝日新聞がやや大きく取り上げた記事だ。しかし、他のマスメディアはなぜかあまり熱心にフォローしない。だがこれは、日本という国が危険な曲がり角をとうとう曲...
「言葉の海へ」鈴木耕

第92回:あらためて「東京オリンピック」反対論(鈴木耕)

かつて、ぼくの本『目覚めたら、戦争。』を出してくれた出版社から、1冊の本が送られてきた。『オリンピックの終わりの始まり』(谷口源太郎、コモンズ、1800円+税)という本である。この「コモ…
「言葉の海へ」鈴木耕

第91回:企業崩壊、国家没落(鈴木耕)

10月4日、「デモクラシータイムス(略称デモタイ)」という市民ネットTV局の番組「ウィークエンドニュース」の司会をした。3人の出演者を招き、その週の出来事を中心に議論するという番組。ぼ…
「言葉の海へ」鈴木耕

第90回:ぼくが毎日新聞を止めた理由(鈴木耕)

朝起きて、新聞を取りに行く。あれ? 今朝は新聞が軽いな。よく確かめると、新聞が2部しか配達されていない。あ、そうか。今日は10月1日。今日から毎日新聞は配達されて来ないんだ…。ぼくはず…
「言葉の海へ」鈴木耕

第89回:ぼくの沖縄取材旅行(鈴木耕)

先週4日間、沖縄へ行ってきた。毎年1~2回は沖縄へ出かけるけれど、それは、1年間の自分へのプレゼントというような意味合いが大きい。けれど今回は、「デモクラシータイムス」という、ぼく…
「言葉の海へ」鈴木耕

第88回:ぼくのツイートが炎上?(鈴木耕)

数日前、ぼくはあるツイートをした。かなりの反響があった。15日現在で、なんとインプレッションが56万件を超えている(今週は、取材旅行に出るので、この原稿はいつもより早めに書いている)。...
「言葉の海へ」鈴木耕

第87回:ぼくの「ニュース・ファイル」から(鈴木耕)

ぼくは毎朝、1時間半ほどかけて、新聞3紙をじっくり読む。そこで気になるニュースや心に残った記事を切り抜く。切り抜いた記事は、「原発」と「憲法・沖縄 他」に分類してファイルする。これは...
「言葉の海へ」鈴木耕

第86回:心がざわつくときは、本の話をしよう(鈴木耕)

なんだか最近、面倒臭いことばかり。かつて鶴田浩二がなぜか耳に手を当てて歌っていたな。「♪右を向いても左を見ても ばかとあほうの絡み合い…♪」(だったかな?)ツイッターなんかをのぞい...
「言葉の海へ」鈴木耕

第85回:「日韓摩擦」の経緯を考えてみる…(鈴木耕)

発端は、2018年10月30日にさかのぼる。韓国大法院(最高裁)が、かつて日本企業に徴用され働かされていた韓国人労働者4人について、企業側(新日鉄住金株式会社)への損害賠償を命じた。いわゆ...