2025年7月17日
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子育て、教育、福祉──地方から政治を変えていく。Local Initiative Networkの試み

昨年12月、首都圏を中心に地方自治体の首長や議員らをつなぐネットワーク「Local Initiative Network(LIN-Net)」が立ち上がりました。世話人を務める東京・世田谷区の保坂展人区長、多摩市の阿部裕行市長をはじめ、各地で先進的な取り組みを進める..

在外日本人国民審査権訴訟大法廷判決とその行く先 講師:吉田 京子氏

昨年5月25日、在外日本人国民審査権に関する大法廷判決が出ました。15人の最高裁判事全員一致による戦後11件目の法令違憲判決で、弁護士の吉田京子さんはこの訴訟を代理人として闘われました。また、昨年8月には受刑者の選挙権を制限する公職…

『劇場版 ナオト、いまもひとりっきり』(2013年日本/中村真夕監督)

2011年の福島第一原発事故の後、全域が避難指示区域に指定された福島県・富岡町。誰もいなくなった町の一角で一人、取り残された動物たちの世話をしながら暮らす男性──「ナオト」の姿を、13年からの8年間にわたって追い続けたドキュメンタリー…

柳澤協二さんに聞いた:「抑止」だけでは安全は守れない。何よりも「戦争を防ぐ」ために、今こそ外交の力を

昨年末、政府は国の安全保障政策に関する「安保関連3文書」(「国家安全保障戦略」「国家防衛戦略(旧防衛計画の大綱)」「防衛力整備計画」)を閣議決定しました。反撃能力(敵基地攻撃能力)の保有、防衛費の大幅な増額など、戦後日本の安保政…

国民を脅す国〜インボイス制度とマイナンバーカード(西村リユ)

確定申告の季節。先日、仕事先から送られてきた会計関係の書類を開けていて、ドキリとしました。広げた紙に、「インボイス発行事業者登録についてのご意向をお聞かせください」という一文があるのが目に入ったからです。今年10月から導入が予定さ…

伊勢崎賢治さんに聞いた:沖縄の「軍事化」よりも「非武装化」を──かつての北欧に学ぶ「緩衝国家」としてのあり方

かねてから重い基地負担を負ってきた沖縄で、近年さらなる「軍事化」が急速に進んでいます。自衛隊拠点の建設、繰り返される米軍との共同演習……「島嶼防衛」の名の下で進むこうした動きに、アフガニスタンや東ティモールの紛争後処理に携わっ…

『ただいま、つなかん』(2023年日本/風間研一監督)

笑いの力には3つがある(以下は安積中著『人生を切り開く 笑いのチカラ』幻冬舎による)。笑う力、笑われる力、笑わせる力だ。笑いには免疫作用があって、それがクスクス笑いでも、NK(ナチュラルキラー)細胞を活発化させ、身体のなかで常に生じ…

女性が動けば変わる! 愛媛県・愛南町と東京・杉並区で起きたこと

女性議員の少なさなどが長く指摘されながらも、日本の政治の「男社会」の状況はなかなか変わりません。そんな中で、以前マガジン9にコラム『女性と政治と社会のリアルな関係』(2013年)を連載し、シリーズ「女性が動けば変わる!」(2014年)の…

『ダビデの星を見つめて:体験的ユダヤ・ネットワーク論』(寺島実郎著/NHK出版)

ネオナチの脅威からロシア系住民を守る──プーチン大統領によるウクライナ侵攻の口実は奇妙だ。ウクライナの大統領であるゼレンスキーはユダヤ人である。ロシア帝国時代のウクライナ全域で起こったユダヤ人の迫害(ポグロム)まで遡れば、故郷を…

鈴木邦男さん、ありがとうございました(マガジン9編集部)

マガジン9に長年、コラム「愛国問答」を連載いただいていた鈴木邦男さんが今年1月11日、亡くなられました。心よりご冥福をお祈りいたします。鈴木さんと初めてお会いしたのは、2007年夏のこと。「この人に聞きたい」のインタビュー取材をお願…