2024年11月24日
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伊藤真さんに聞いた:私たちは今、「大きな岐路」に立っている──憲法9条と「核のリスク」を考える

2月に起こった、ロシアによるウクライナ侵攻。これ以降、日本国内でも「憲法9条を変えて軍事力を増強すべき」「非核三原則も見直すべきだ」といった声が強まっています。核使用も懸念されるこの大きな危機を前に、私たちが改めて考えるべきこと…

『なぜ戦争はよくないか』(アリス・ウォーカー 文/ステファーノ・ヴィタール 絵/長田弘 訳/偕成社)

アメリカで黒人女性として初のピューリッツァー賞を受賞した著者が、米国が同時多発テロの報復としてアフガニスタン、そしてイラクに対して行ったすさまじい攻撃に対する衝撃から紡ぎ出したメッセージを、画家が豊かな想像力をもって具象化した。…

半田滋さんに聞いた:ウクライナ侵攻を機に、「核の脅しには屈しない」という国際世論を生み出そう

ロシアによるウクライナ侵攻を機に、軍事力の増強や憲法9条改正を求める声が目立っています。政治家の中からは、国是であるはずの非核三原則の見直しに踏み込むような発言も。果たしてそれは、本当に私たちの安全を守ることにつながるのでしょう…

数学書として憲法を読む~コロナ等現下の諸問題を視野に入れて 講師:秋葉忠利氏

原水禁国民会議顧問、広島県原水禁代表委員、前広島市長として知られる秋葉忠利さんは、さまざまな経歴をお持ちですが、もともとの専門は数学。2019年7月に『数学書として憲法を読む――前広島市長の憲法・天皇論』という本を上梓されています…

栗田路子さんに聞いた:海外から見た日本の結婚と姓の問題

日本で夫婦別姓を求める運動が起こり始めてから、すでに30年以上の月日が流れました。結婚しても、生まれたときからの姓名をずっと名乗りたいという声はますます高まっているのに、国会も裁判所もいっこうに動かず、ついに日本は世界でただ一つ…

【特別寄稿】昨日までの「日常」を破壊された欧州(栗田路子)

2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻。地理的にも心情的にも、日本よりもはるかにウクライナと近い欧州に住む市民は、今回のウクライナ情勢をどのように受け止めているのでしょうか。30年以上ベルギーに在住し、海外在住ライターによる…

収入ゼロで「病院に行けない」「食料が買えない」――生存さえ守られない外国人仮放免者(中村)

3月8日、生活困窮者、特に外国籍の方たちへの検診、要治療者のフォローなどを行うNPO法人「北関東医療相談会」(通称:アミーゴス)が主催する記者会見が行われました。会見では、アミーゴスで行ったアンケート調査や当事者の声をもとに、外国…

第6回:ロシアによる戦争ではない、プーチンの戦争だ(芳地隆之)

『サンセット大通り』や『情婦』などのミステリー、『お熱いのがお好き』や『アパートの鍵貸します』などの軽快なコメディなどで知られる映画監督、ビリー・ワイルダーの人生を描いたヘルムート・カラゼク著『ビリー・ワイルダー自作自伝…

いま、改めて憲法を考える vol.8

ロシアによるウクライナ侵攻と絡めて「憲法9条は無意味だ」と主張する声をしばしば見聞きします。ウクライナに憲法9条があったわけでもなく、まったくのこじつけだとしか思えないのですが、そもそも9条の直接的な役割は、政府に「戦争をさせな…

「ビジネスと人権に関する指導原則」で時流をつかめ! 講師:湊信明氏

近年、企業と人権との関わりが急速に変化しています。2011年、国連人権理事会で「ビジネスと人権に関する指導原則」が承認され、世界各国の企業は国際人権を尊重することが求められるようになりました。日本政府も「行動計画」を策定し、大企業か…