2024年4月27日
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『空腹ねずみと満腹ねずみ』(ティムール・ヴェルメシュ著 森内薫訳/河出書房新社)

ドイツの民放報道番組『苦界に天使』のリポーターを務めるタレント、ナデシュ・ハッケンブッシュが、アフリカにある世界最大の難民キャンプに渋々取材に向かうところから話は始まる。彼女に同行...
田中優さんインタビュー:戦争に向かう金の流れを変えよう

【今こそ読みたい 厳選!マガ9アーカイブス】田中優さんインタビュー:戦争に向かう金の流れを変えよう(2007年7月11日公開記事)

6月7日、メガバンクの三菱UFJフィナンシャル・グループが、企業に対する投融資指針を改定し、核兵器の製造への融資を禁止すると明記したという記事が出ていました。昨年1月には、りそなホールディ…
東京都知事選における「異常な事態」(西村リユ)

東京都知事選における「異常な事態」(西村リユ)

次の日曜日は東京都知事選。先日、告示直後の新聞に載っていた5人の「主要な候補者」の並びを見て、ドキリとしました。山本太郎、小池百合子、宇都宮健児、小野泰輔、立花孝志。私が知る限り、その中の半数以上──3人が、「隠すことなく差別的...

【今こそ読みたい 厳選!マガ9アーカイブス】大田昌秀さんインタビュー:戦争が終わっていないのに、なぜ次の戦争を用意するのか(2005年8月10日公開記事)

昨日、6月23日は、沖縄の「慰霊の日」でした。75年前、沖縄戦における日本軍の組織的抵抗が終結したとされる日ですが、そこで人々の苦しみが終わったわけではありません。その後も多くの人たちが…
『女帝 小池百合子』(石井妙子著/文藝春秋)

『女帝 小池百合子』(石井妙子著/文藝春秋)

「正直者はバカをみる」。彼女はそう思いながら上だけを向いて、これまでの人生を生きてきたのだろうか。本書は政治家・小池百合子氏の評伝であるが、彼女の輝かしい学歴――カイロ大学を首席で卒業したこと――が、あまりにも疑わしいもので...
鶴田敦子さんインタビュー: 道徳の「教科化」が意味するもの

【今こそ読みたい 厳選!マガ9アーカイブス】鶴田敦子さんインタビュー: 道徳の「教科化」が意味するもの(2017年12月27日公開記事)

今月15日、埼玉県さいたま市で、全市立学校168校の児童・生徒約10万人が、新型コロナウイルス対応に追われる医療従事者への「感謝の意を示す」ために、教室などで一斉に拍手を送る──という試み...

マガジン9編集部からのお願いです

遅れに遅れていた10万円の給付金ですが、やっと届き始めた自治体もあるようです。あなたのところへは届きましたか? 大事なお金です。足りないとは思いますが、これでホッとひと息つける方も多い…
中島岳志さんに聞いた:「救世主待望論」から抜け出して、ポスト・コロナに向けたパラダイム転換を

中島岳志さんに聞いた:「救世主待望論」から抜け出して、ポスト・コロナに向けたパラダイム転換を

「コロナ危機」への対応で、吉村洋文大阪知事への支持が広がっています。あわせて「日本維新の会」への評価も高まり、今年解散総選挙があれば、大幅に議席を増やすのでは? との声も。なぜここま…
今村登さん×川口有美子さん:障害者サービスの現場から――コロナ禍での「自助努力」と「命の選別」への不安

今村登さん×川口有美子さん:障害者サービスの現場から――コロナ禍での「自助努力」と「命の選別」への不安

複数の障害者団体が「新型コロナウィルス対策における障害のある者への人権保障に関する要望」を内閣総理大臣あてに提出しました。人工呼吸器の不足や医療崩壊が叫ばれるなかで、諸外国で起き始め…

もしかしてコロナ?!PCR検査騒動記(田端薫)

緊急事態宣言が解除されてまもなく、夫が言った。「熱が出た、頭も痛い」。ずっと床屋に行けなくて伸び放題のぼさぼさ頭、何度も洗って毛羽立ったマスク姿の夫からは、不穏な気配が漂ってくる。す…